Category Archives: シンポジウム

第37回シンポジウムのご案内[8月16日/オンライン開催]


研究・イノベーション学会 第37回シンポジウム

経済安全保障と科学技術イノベーションの両立へ

   

日 時: 2022年8月16日(火)18:00~20:00

会 場:  オンライン開催(接続先は申込時に記入の電子メールアドレス宛にお送りします)

主 催:  研究・イノベーション学会

参加費:  無料

事務局:業務委員会(シンポジウム実行委員会)

開催趣旨:

社会はグローバル化と共に多極化が進み、経済活動においては異なる陣営間での物資の流通が制約を受けたり、その制限を戦略的優位性に活用する動きがあり、安全保障の枠組みにおいても経済的制裁の活用が実際に行われている状況となった。このように近年明らかとなった経済と安全保障の接近に立ち向かうため、経済安全保障法が成立され、研究組織、産業界及び国民は体制整備を急務としている。経済安全保障は企業活動や研究活動に大きな影響を及ぼすことから、ステークホルダー間での密な議論に基づきその実質化に向けた幅広い取り組みが求められよう。そこで、当学会では経済安全保障に対応するための課題やその展望についての討議を広く行う場を設けることとした。

本年度のシンポジウムのテーマは、「経済安全保障と科学技術イノベーションの両立へ」であり、以下のような論点について有識者と会員が開かれた議論を行う場としたい:

  • 経済安全保障が及ぼす研究活動への影響(企業・大学での研究活動、中小企業での活動、人的交流)
  • 日本の技術優位性への影響
  • サプライチェーンの強靭化への方策
  • 非公開特許がイノベーションに与える影響         等

プログラム:

司会者 矢吹 命大(横浜国立大学大学戦略情報分析室准教授、研究・イノベーション学会会員)

18:00〜18:05
主催者挨拶    犬塚 隆志(一般社団法人日本薬理評価機構研究統括、研究・イノベーション学会会員)

18:05〜19:55
パネルディスカッション
「経済安全保障と科学技術イノベーションの両立へ」

パネリスト(敬称略、五十音順)
・大野敬太郎(衆議院議員)
・齊藤 孝祐(上智大学総合グローバル学部准教授)
・角南  篤(公益財団法人笹川平和財団理事長):モデレーター
・田中 武久(株式会社パナソニック総研主幹研究員) 
・土屋 貴裕(京都先端科学大学経済経営学部准教授)
・渡辺 哲也(経済産業研究所副所長、東京大学公共政策大学院客員教授)

19:55〜20:00
閉会挨拶  菊池 純一(青山学院大学名誉教授、研究・イノベーション学会会長)

詳細・登壇者プロフィールはこちら[PDF]をご覧ください。

参加申込: 第37回シンポジウム 専用申込フォーム

申込期限: 2022年8月15日(月)正午

  

シンポジウム実行委員会(敬称略、五十音順)
・犬塚 隆志(実行委員長)
・北口 貴史
・七丈 直弘
・白川 展之
・林  裕子
・矢吹 命大

第36回シンポジウムのご案内[8月27日/オンライン開催]



研究・イノベーション学会 第36回シンポジウム

COVID-19が明らかにしたイノベーションシステムの課題

日 時: 2021年8月27日(金)17:00~19:00

会 場:  オンライン開催(接続先は申込時に記入の電子メールアドレス宛にお送りします)

主 催:  研究・イノベーション学会

参加費:  無料

開催趣旨:

COVID-19のこれまで経験したことのない急速な感染拡大の各段階で、医療における迅速で革新的なソリューションが求められ、国家間でその取り組みの違いから医療自体や、経済、市民生活への影響に大きな差異を生みだしました。日本でも検査や治療、感染予測、ワクチンによる予防をはじめいくつかの課題が浮き彫りとなり、今後のwithコロナのニューノーマルの時代に、学術研究、研究開発、安全規制、産業政策、安全保障等が交錯する医療におけるイノベーションシステムを如何に構築していくかが喫緊の問題となっています。
そこで、昨年度に実施した「COVID-19による現在と科学技術イノベーションのあるべき姿」に引き続き、本年度はCOVID-19に関する各分野の専門家により、「COVID-19が明らかにしたイノベーションシステムの課題」についての討議を行います。
研究・イノベーション学会の学会員以外の方も参加をお待ちしております。

プログラム:

17:00〜17:05
主催者挨拶      原山 優子(東北大学名誉教授,研究・イノベーション学会会長)

17:05〜18:55
パネルディスカッション
COVID-19が明らかにしたイノベーションシステムの課題

パネリスト(敬称略、順不同)
加納 信吾(東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻/バイオイノベーション政策研究分野教授,研究・イノベーション学会会員)
・河岡 義裕(東京大学医科学研究所特任教授)
・島津 博基(科学技術振興機構[JST]研究開発戦略センターフェロー[ライフサイエンス・臨床医学ユニット])
薗田 啓之(JCRファーマ株式会社研究本部常務取締役研究本部長)
・古川 俊治(参議院議員、慶應義塾大学法科大学院教授・医学部外科教授、TMI総合法律事務所)

18:55〜19:00
閉会挨拶  原山 優子(東北大学名誉教授,研究・イノベーション学会会長)

詳細・登壇者プロフィールはこちら[PDF]をご覧ください。

参加申込: 第36回シンポジウム 専用申込フォーム

申込期限: 2021年8月25日(水)17:00

第35回シンポジウムのご案内[8月4日/オンライン開催]


研究・イノベーション学会 第35回シンポジウム

COVID-19によ現在と

科学技術イノベーションのあるべき姿

日 時: 2020年8月4日(火)16:00~18:15

会 場:  オンライン開催

主 催:  研究・イノベーション学会

共 催:  日本工学アカデミー

参加費:  無料

開催趣旨:

COVID-19の影響は市民社会の様々な側面に大きな影響を及ぼしている。特に経済活動への影響は大きく、近代社会がこれまでに経験したことのない変化が訪れつつある。研究・イノベーション学会では、これまで年次シンポジウムにおいて長期における科学技術の趨勢を展望するテーマを扱っており(昨年は「SDGsを実現するためのイノベーション・エコシステム」)、研究開発に関連した集団としてその意見形成に貢献している。

本年度のシンポジウムのテーマとして、現在人類が直面する、COVID-19の社会への影響と、その影響に対して研究・イノベーション学会および周辺コミュニティがどのように貢献できるかを考えることとした。

プログラム:

16:00
主催者挨拶      原山 優子(研究・イノベーション学会 会長)

16:10〜17:00
第1部:COVID-19の経済・社会への影響

パネリスト(敬称略、順不同)
七丈 直弘(一橋大学・教授、政策研究大学院大学・客員教授、当学会業務委員長)
猪瀬 淳也(株式会社三菱総合研究所 政策・経済研究センター・研究員)
石井 大地(株式会社グラファー・代表取締役CEO)

17:00〜17:10
休 憩

17:10〜18:10
第2部:ポストCOVID-19の科学技術・イノベーション

 パネリスト(敬称略、順不同)
古川 俊治(参議院議員)
原山 優子(東北大学名誉教授、当学会会長、日本工学アカデミー・副会長)
渡辺美代子(国立研究開発法人科学技術振興機構・副理事、日本学術会議・副会長)
後藤 康浩(亜細亜大学都市創造学部・教授)

18:10〜18:15
閉会挨拶

実行委員(50音順)

委員長  七丈 直弘(一橋大学,政策研究大学院大学)
委 員  犬塚 隆志
(一般社団法人日本薬理評価機構)
     北口 貴史(株式会社リコー)
     新村 和久(EY新日本有限監査法人)
     隅蔵 康一(政策研究大学院大学)
     清家 彰敏(ハリウッド大学院大学)
     林  裕子(山口大学)
     藤田 正典(政策研究大学院大学,三菱商事株式会社)

参加申込: 第35回シンポジウム 専用申込フォーム

申込締切: 2020年7月31日(金)必着 ← 締切りを延長しております

関連した活動:
7月21日(火)にはオンライン(www.miro.com およびZoomを使用)で当会会員向けのフォーサイトワークショップを開催します。ワークショップでは、COVID-19がもたらす経済・社会の変化について、幾つかのフォーサイトのツールを利用しながら洞察をし、シナリオ分析を行います。その結果はシンポジウム第1部の冒頭で発表される予定です。参加希望者は7/14までにWebフォームからお申し込みください。

第34回シンポジウムのご案内[7月18日]



 

研究・イノベーション学会 第34回シンポジウム

これから30年の未来を描く

 

日  時:2019年7月18日(木)13:30~17:30

主  催: 研究・イノベーション学会

対  象: 社会人・一般ならびに教職員、学生(学部生、大学院生)

会  場: 政策研究大学院大学 1階 想海樓ホール(約300名収容可)

東京都港区六本木7-22-1
都営大江戸線:六本木駅、東京メトロ日比谷線:六本木駅、
東京メトロ千代田線:乃木坂駅
会場へのアクセスはこちらをご参照ください。

開催趣旨:

昨年の学会シンポジウム「SDGsを実現するためのイノベーション・エコシステム」では、科学技術・イノベーションが社会の未来に貢献するための政策課題としてSDGsに焦点を当て、SDGsを実現するためのイノベーション・エコシステムやイノベーション・マネジメントについて議論した。

今年2月に、当学会の会員に対して、注目すべき・念頭に置くべきテーマやキーワードを募集したところ、データサイエンスや人工知能(AI)、ベンチャー・スタートアップ、Well-being、MaaS(Mobility as a Service)による地域持続性の模索などを提案いただいている。

元号が「平成」から「令和」にかわり新たな時代を迎えるにあたって、上記の事項も踏まえつつ、これから30年の未来について議論したい。

基調講演1 社会課題を解くAI系スタートアップを中心とした新しい産官学連携
田 中 和 哉 氏(東京大学 松尾研究室、政策研究大学院大学 政策研究院 リサーチ・フェロー/研究・イノベーション学会 広報担当理事)

知識社会への変革が重要な中、大学を中心に社会課題解決に向けたAI系のスタートアップが昨今活発になってきた。これらの生態系を、課題先進国である日本で重要な新しい産官学連携の形として捉え、実例を交えながら紹介する。

基調講演2 社会課題解決のためのスタートアップWOTAのこれまでの歩み
北 川   力 氏(WOTA株式会社 代表取締役)

WOTAは世界中の誰もがいつでも、どこででも、水へ自由にアクセスできる未来を作るために立ち上がった。これまでの歩みと目指す未来像を紹介する。

基調講演3 石巻市の寄付車シェアリング
─高齢化・災害多発時代に地域の支え合いを作る─
吉 澤 武 彦 氏(日本カーシェアリング協会 代表理事)

東日本大震災の後、宮城県石巻市で寄付で集まった車を活用して、様々な支え合いを行ってきた。活動は「プログラム化」され、様々な地域での実践が始まった。平均74歳のコミュニティで移動の支え合いを行う『コミュニティ・カーシェアリング』、災害時の車の貸し出し支援等、取り組み内容と今後の展開について紹介する。

基調講演4 なぜ今デザイン経営なのか
─特許庁のデザイン経営の実践から見えてきたこと─
今 村   亘 氏(特許庁デザイン経営プロジェクトチーム長)

経済産業省・特許庁が公表したデザイン経営宣言は、産業界にデザイン主導のイノベーションを促すだけではなく、行政自体がその組織内部でイノベーションを起こすことを求めている。
特許庁のデザイン経営の取り組みや、そこから見えてくる特許行政の未来像について紹介する。

基調講演5 持続可能な経済成長を促進するために~企業、大学、投資家の役割とは:”Society 5.0 が実現するSDGとそれを可能にするESG投資”
水 野 弘 道 氏(年金積立金管理運用独立行政法人[GPIF] 理事兼CIO)

持続可能な経済成長を実現するためには、テクノロジーだけでなく消費行動、企業経営、投資行動全てにおいて非連続のイノベーションが必要である。そうした変化を支援するESG投資の広まりの必要性について議論する。

討論 パネルディスカッション
モデレータ:渡辺 美代子 氏(国立研究開発法人科学技術振興機構 副理事、日本学術会議 副会長)

これから30年を見据えての優先課題とそれらへの対応策、人材育成など横断的なイシューを想定

プログラム: 

13:00 開場・
受付開始
13:30 主催者挨拶 桑 原 輝 隆(研究・イノベーション学会 会長)
第1部:産・学・官からの講演
13:40 講演 社会課題を解くAI系スタートアップを中心とした新しい産官学連携
田 中 和 哉(東京大学 松尾研究室、政策研究大学院大学 政策研究院 リサーチ・フェロー/研究・イノベーション学会 広報担当理事)
14:10 講演 社会課題解決のためのスタートアップWOTAのこれまでの歩み
北 川   力(
WOTA株式会社 代表取締役)
14:40 講演 石巻市の寄付車シェアリング ─高齢化・災害多発時代に地域の支え合いを作る─
吉 澤 武 彦(日本カーシェアリング協会 代表理事)
15:10 講演 なぜ今デザイン経営なのか ─特許庁のデザイン経営の実践から見えてきたこと─
今 村   亘
(特許庁デザイン経営プロジェクトチーム長)
15:40 講演 持続可能な経済成長を促進するために~企業、大学、投資家の役割とは:”Society 5.0 が実現するSDGとそれを可能にするESG投資”
水 野 弘 道
(年金積立金管理運用独立行政法人[GPIF] 理事兼CIO)
16:10 休憩
第2部:パネルディスカッション
16:30 パネルディスカッション(会場との質疑応答を含む)
パネリスト
今 村   亘、北 川   力、田 中 和 哉、吉 澤 武 彦
モデレータ 渡辺美代子(国立研究開発法人科学技術振興機構 副理事、日本学術会議 副会長)
17:20 閉会挨拶 原 山 優 子(研究・イノベーション学会 副会長)

(敬称略)

参加要領: 

申込方法 専用申し込みフォーム

※ 事前申込の受付は終了いたしました。当日、会場にてお申し込みください。

参  加  費 無料
申込締切 2019年7月11日(木)必着
(定員になりましたら、お申し込みの受付を終了します)

参加申し込み・問い合わせ先:

研究・イノベーション学会 事務局
TEL/FAX: 03-5620-0577
E-mail: office@jsrpim.jp
〒135-8473 東京都江東区深川2-6-11 富岡橋ビル4F
公益財団法人未来工学研究所 気付

実行委員(50音順)

委員長  野 呂 高 樹 (公益財団法人未来工学研究所)
委 員  
川 島   啓 (株式会社日本経済研究所)
     白 川 展 之 (文部科学省科学技術・学術政策研究所)
     隅 蔵 康 一 (政策研究大学院大学)
     林   裕 子 (山口大学)
     吉岡(小林)(一橋大学)

今年のシンポジウムや年次学術大会のホットイシューの企画に向けた、注目すべき・念頭に置くべきテーマやキーワードの提案募集[2月22日必着]


今年のシンポジウムや年次学術大会のホットイシューの企画に向けた、注目すべき・念頭に置くべきテーマやキーワードの提案募集

 

研究・イノベーション学会
業務委員長 野呂 高樹

研究・イノベーション学会の業務理事会・業務委員会では、今年のシンポジウムや年次学術大会のホットイシューの企画に向けて動き出しております。

当該企画においては、次期科学技術基本計画を意識した取組になる予定です。

そこで、企画検討にあたり注目すべき・念頭に置くべきテーマやキーワードを、会員の皆様より広くお聞きしたいと思います。

ご参考までに、先日に開催した業務理事会・業務委員会では、候補の一つとして「ESG投資」(昨年のシンポジウムテーマ「SDGs」に引き続くものとして)が挙げられました。

ご提案のある方は、企画検討にあたり注目すべき・念頭に置くべきテーマやキーワード(5つ程度まで)について、2月22日(金)必着で、下記よりご回答ください。

https://goo.gl/forms/mqOT2tfgR9XMjv2C3

なお、お問合せにつきましては、学会事務局まで電子メールでお送りください。

会員各位からの提案を参考にしつつ、企画検討を進めるとともに、注目度の高いテーマやキーワードについては、編集委員会などとも情報を共有して企画等に活かしたいと考えております。

 

第33回シンポジウムのご案内[7月11日]


研究・イノベーション学会 第33回シンポジウム

SDGsを実現するためのイノベーション・エコシステム

 

日  時:2018年7月11日(水)14:00~17:30

主  催: 研究・イノベーション学会

共  催: 早稲田大学

後  援: 公益社団法人日本工学アカデミー

対  象: 社会人・一般ならびに教職員、学生(学部生、大学院生)

会  場: 早稲田大学 大隈記念講堂・小講堂(約300名収容可)

東京都新宿区戸塚町1-104 大隈記念講堂(21号館)地下1階
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口徒歩5分
都営バス(学02:高田馬場~早大正門間) 早大正門停留所からすぐ
会場へのアクセスはこちらをご参照ください。

開催趣旨:

2015年に国連総会で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、経済・社会・環境の持続可能性を統合的に扱う国際目標で、2030年までに達成すべき17目標と169のターゲットからなります。特徴としては、高い未来像を目標に置き、現在とのギャップをどのように埋めるかを検討する「バックキャスティング」のアプローチ等が挙げられます。

SDGsは企業活動の正当性を示し、公共性への貢献を示す世界共通言語であることから、企業のSDGsへの関心も高まっています。進んだ企業では、外部の高い目標を内部に取り込み達成を目指す「アウトサイド・イン」で社会的価値を企業活動に取り入れるツールとしてSDGsを活用しており、本業の中にSDGsを位置づけ、事業を通して社会や経済に貢献しようとする動きが広がりつつあります。また、政府においては、2016年5月に総理大臣を本部長とするSDGs推進本部が設置され、同年12月には8つの優先課題を掲げるSDGs実施指針が決定されています。

このような潮流を踏まえて、本年度の学会シンポジウムでは、科学技術・イノベーションが社会の未来に貢献するための政策課題としてSDGsに焦点を当て、SDGsを実現するためのイノベーション・エコシステムやイノベーション・マネジメントについて議論します。

基調講演1 SDGs における科学技術イノベーションの役割
武 田 晴 夫 氏(日本工学アカデミー・SDGsプロジェクトリーダー、株式会社日立製作所 理事・技師長)

日本工学アカデミーでは2017年2月に「SDGsにおける科学技術イノベーションの役割」と題するプロジェクトを開始し、これまでに1年以上にわたって活動を行ってきました。その活動内容を紹介すると共に、国内外での発信やこれに対する各界からのフィードバックを踏まえて、上記命題に対する私見を述べます。

基調講演2 海外起業家の視点からみたSDGsを実現するためのソーシャル・イノベーション・エコシステム(仮)
久 能 祐 子 氏(米国ハルシオン財団 創設者兼議長、京都大学総長学事補佐兼経営管理大学院特命教授)

日米での起業体験をご紹介するとともに、その体験をもとに現在ワシントンで運営している、ソーシャル・イノベーション・エコシステム「ハルシオン」(https://halcyonhouse.org)の現状とその将来性を述べます。合わせて、SDGsという極めて複雑で大きなグローバル課題を、如何にして起業家的発想で解決するかについての試みに関しても触れる予定です。

基調講演3 SDGs転換:アカデミアとSTI for SDGs
佐 藤 法 仁 氏(岡山大学 副理事[企画・評価・総務担当]・URA、内閣府 科学技術政策フェロー)

“変化”を体感することで人や社会は変わることがあります。SDGsという変化の鍵をもとに、アカデミアが従来の取組を「SDGs転換」し、SDGs達成に向けての科学技術イノベーション(STI for SDGs)実現にどのように関わるのかを考察します。

基調講演4 地方自治体におけるSDGs
神 部 匡 毅 氏(つくば市政策イノベーション部 部長)

地方自治体がSDGsの概念に基づき目指すべきまちづくりとは。科学技術を主軸に成長してきたつくば市の現在の取組及び未来の都市ビジョンを基に考察します。

討論 SDGs実現のためにイノベーターはどう行動するか?
モデレータ:安 永 裕 幸 氏(国際連合工業開発機関 東京投資・技術移転促進事務所 所長、研究・イノベーション学会 副会長)

  • SDGs実現には、過去のイノベーションの延長上には無い「発想」と、それを実行していく「人材」と、社会実装を進めるための「仕組み」が必要なのは言うまでもありません。
  • よく言われる mobile communication における “leap frog” の事例に限らず、初期条件・境界条件ともに大きく異なる中で問題解決を促進していくための新たな手法や、その実践事例を共有したい。
  • この議論が、将来に向けて、学問(科学)の構造、技術の構造、産業の構造、社会の構造の全ての変革に繋がっていくことを期待したい。

プログラム:

13:30 開場・
受付開始
14:00 主催者挨拶 井 川 康 夫(研究・イノベーション学会 会長)
第1部:産・学・官からの講演
14:10 講演 SDGs における科学技術イノベーションの役割
武 田 晴 夫 (日本工学アカデミー・SDGsプロジェクトリーダー、株式会社日立製作所 理事・技師長)
14:40 講演 海外起業家の視点からみたSDGsを実現するためのソーシャル・イノベーション・エコシステム(仮)
久 能 祐 子(米国ハルシオン財団 創設者兼議長、京都大学総長学事補佐兼経営管理大学院特命教授)
15:10 講演 SDGs転換:アカデミアとSTI for SDGs
佐 藤 法 仁
(岡山大学 副理事[企画・評価・総務担当]・URA、内閣府 科学技術政策フェロー)
15:40 講演 地方自治体におけるSDGs
神 部 匡 毅 
(つくば市政策イノベーション部 部長)
16:10 休憩
第2部:SDGs実現のためにイノベーターはどう行動するか?
16:30 パネルディスカッション(会場との質疑応答を含む)
パネリスト
武 田  晴 夫,久 能  祐 子,佐 藤  法 仁,神 部 匡 毅
モデレータ 安 永 裕 幸(国際連合工業開発機関 東京投資・技術移転促進事務所 所長、研究・イノベーション学会 副会長)
17:20 閉会挨拶 小 沼 良 直(研究・イノベーション学会 副会長)

(敬称略)

参加要領: 

申込方法 専用申し込みフォーム
※ 事前申込の受付は終了いたしました。当日、会場にてお申し込みください。
 満席の際はご容赦ください。
参  加  費 無料
申込締切 2018年7月5日(木)必着
(定員になりましたら、お申し込みの受付を終了します)

参加申し込み・問い合わせ先:

研究・イノベーション学会 事務局
TEL/FAX: 03-5620-0577
E-mail: office@jsrpim.jp
〒135-8473 東京都江東区深川2-6-11 富岡橋ビル4F
公益財団法人未来工学研究所 気付

実行委員(50音順)

委員長  野 呂 高 樹(公益財団法人未来工学研究所)
委 員  江 藤   学
(一橋大学)
     手 嶋 達 也(株式会社日立製作所)
     林   裕 子(山口大学)
     丸 山 浩 平(早稲田大学)

第32回シンポジウムのご案内[7月21日]


研究・イノベーション学会 第32回シンポジウム

オープンサイエンスは

どのようなゲームチェンジをもたらすか

 

日  時:2017年7月21日(金)13:30~17:20

主  催: 研究・イノベーション学会

会  場: 政策研究大学院大学 想海樓ホール

東京都港区六本木7-22-1
最寄り駅:六本木[都営大江戸線 E23,東京メトロ日比谷線 H04],
乃木坂[東京メトロ千代田線 C05]
会場へのアクセスはこちらをご参照ください。

※ご来場について
当日は、国立新美術館側の正門(3階フロア)からはご入場いただけません。
南門側入口(1階フロア)から入場して受付後に、同1階の「想海樓ホール」へお越しください。

開催趣旨:

研究・イノベーション学会は、一昨年設立30周年の節目を機に、研究・技術計画学会から改名しました。本学会は発足以来、産学官の多様な視点から、科学技術や研究開発過程の本質を追究し、理論化して、実践的に改善していくことを目指して、活動を続けてきました。

日本の経済の再生、社会の持続的発展のため、科学技術・イノベーション政策への期待が高まる中、本学会では、科学技術・イノベーション推進にさらに貢献するため、シンポジウムと年次学術大会企画セッションの開催を通じて、目指すべき方向性と具体策について議論を深めることとしています。

今回のシンポジウムでは第5期科学技術基本計画でも取り上げられている「オープンサイエンス」に焦点を当てることとしました。特に、オープンガバメント、オープンデータ、リポジトリ、異分野融合、市民科学、参加型科学など、サイエンスに係るヒト、モノ、カネがオープンになることで何が生み出されるのか、なぜオープン化が必要とされるのか、科学技術推進のパラダイムシフトについて議論いたします。

今回のシンポジウムは正会員の紹介があればどなたでも無料で参加いただけます。是非とも当日、会場に足をお運びください。

 

基調講演1 今日なぜにオープンサイエンス?
原 山 優 子 氏(内閣府総合科学技術・イノベーション会議 議員)

科学技術イノベーション論のキーワードとして昨今「オープンサイエンス」の存在感が増している。概念化には未だ道遠しの状況にあるが、ここでは、科学そして社会へのインプリケーションについて論点整理を試みる。

基調講演2 マテリアル分野におけるオープンサイエンス
谷 藤 幹 子 氏(国立研究開発法人物質・材料研究機構 科学技術情報プラットフォーム長)

マテリアル分野におけるオープンサイエンスの現状と、この流れが産官連携による共同研究開発にどのような影響をもたらすかについて、国立研究開発法人での取り組みを例に、オープンイノベーションについて考察する。

基調講演3 新薬開発のオープンイノベーション:GHITの取組
玉 村 文 平 氏(公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金 シニアディレクター)

GHITは、世界中のパートナーシップを通して世界の約3分の1に必要とされている新薬を創出しています。グローバルなパートナーシップとオープンイノベーションを通じて、日本発の新薬開発を推進しています。

基調講演4 オープンサイエンスの実現可能性─学術系クラウドファンディングの運営を通じて─
柴 藤 亮 介 氏(アカデミスト株式会社 代表取締役)

クラウドファンディング(CF)は、研究アイデアを公開して研究資金を募る性格を持つため、オープンサイエンスの一形態として捉えることができる。今後、学術系CFはどのように発展する可能性があるのだろうか。本講演では、3年間の運営実績を基に、オープンサイエンスの将来像について考察を進めていく。

討論 オープンサイエンスはどのようなゲームチェンジをもたらすのか?
 モデレータ:林   和 弘 氏(文部科学省科学技術・学術政策研究所 上席研究官)

オープンサイエンスはすでに浸透し始めているものであり、また、研究者をと りまく社会を大きく変えうるものです。その可能性と乗り越えるべき壁について会場の皆さんと議論したいと思います。

 

プログラム:

13:00 開場・
受付開始
13:30 主催者挨拶 宮 崎 久美子(研究・イノベーション学会 会長)
第1部:オープンサイエンスとは何か?
13:40 講演 今日なぜにオープンサイエンス?
原 山 優 子(内閣府総合科学技術・イノベーション会議 議員)
14:10 講演 マテリアル分野におけるオープンサイエンス
谷 藤 幹 子(国立研究開発法人物質・材料研究機構 科学技術情報プラットフォーム長)
14:40 講演 新薬開発のオープンイノベーション:GHITの取組
玉 村 文 平
(公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金 シニアディレクター)
15:10 講演 オープンサイエンスの実現可能性─学術系クラウドファンディングの運営を通じて─
柴 藤 亮 介 
(アカデミスト株式会社 代表取締役)
15:40 休憩
第2部:オープンサイエンスはどのようなゲームチェンジをもたらすのか?
16:00 パネルディスカッション
パネリスト
原 山 優 子,谷 藤 幹 子,玉 村 文 平,柴 藤 亮 介
モデレータ 林   和 弘(文部科学省科学技術・学術政策研究所 上席研究官)
17:00 質疑応答 会場との意見交換
17:15 閉会挨拶 井 川 康 夫(研究・イノベーション学会 副会長)

(敬称略)

 

参加要領: 

申込方法 専用申し込みフォーム
※ 事前申込の受付は終了いたしました。当日、会場にてお申し込みください。
参  加  費 研究・イノベーション学会 会員(法人会員・グループ会員を含む) :無料
非会員:3,000円
(※ただし、学会員の紹介があれば無料)
納付方法 非会員参加者(会員の紹介のない方)は、当日、会場にて参加費3,000円をお支払いください。領収証を発行させていただきます。
申込締切 2017年7月14日(必着)

 

参加申し込み・問い合わせ先:

研究・イノベーション学会 事務局
TEL/FAX: 03-5620-0577
E-mail: office@jsrpim.jp
〒135-8473 東京都江東区深川2-6-11 富岡橋ビル4F
公益財団法人未来工学研究所 気付

 

実行委員(50音順)

委員長  川 島   啓(株式会社日本経済研究所)
委 員  白 川 展 之
(文部科学省科学技術・学術政策研究所)
     高 谷   徹(株式会社三菱総合研究所)
     林   和 弘(文部科学省科学技術・学術政策研究所)
     林   裕 子(山口大学)
     吉岡(小林)徹(東京大学)

第31回シンポジウムのご案内[7月1日]


研究・イノベーション学会 第31回シンポジウム

「Society 5.0 〜超スマート社会の実現〜」を考える

日  時:2016年7月1日(金)13:30~17:30

主  催: 研究・イノベーション学会

会  場: 政策研究大学院大学 想海樓ホール

東京都港区六本木7-22-1
最寄り駅:六本木[都営大江戸線 E23,東京メトロ日比谷線 H04],
乃木坂[東京メトロ千代田線 C05]

会場へのアクセスはこちらをご参照ください

※ご来場について
当日は、国立新美術館側の正門(3階フロア)からはご入場いただけません。
南門側入口(1階フロア)から入場して受付後に、同1階の「想海樓ホール」へお越しください。

開催趣旨:

研究・イノベーション学会は、昨年10月の設立30周年を機に研究・技術計画学会から名称変更しました。本学会は、産学官の多様な参画により、研究開発およびイノベーションに関する経営および政策についての学術研究および研究交流を図ることを目的としています。

日本の経済の再生、社会の持続的発展のため、科学技術・イノベーション政策への期待が高まる中、本学会では、科学技術・イノベーション推進にさらに貢献するため、シンポジウムと年次学術大会企画セッションの開催を通じて、目指すべき方向性と具体策について議論を深めることとしています。

シンポジウムでは、科学技術・イノベーションが社会の未来に貢献するための政策課題に焦点を当てて、今後求められる戦略について議論します。今回のシンポジウムでは、本年に2月に閣議決定された第5期科学技術基本計画において取り上げられている「Society 5.0 〜超スマート社会の実現〜」に焦点を当てて議論したいと考えております。

プログラム:

13:00 開場・受付開始
13:30 主催者挨拶 永 野  博
(研究・イノベーション学会 会長)
第1部:Society 5.0 で実現する未来   
13:40 講演 次世代人工知能技術の研究開発 ~AI for Societyの実現のための確率モデリング技術~
本 村 陽 一
(産業技術総合研究所人工知能研究センター 副センター長)
14:10 講演 ドローンとイノベーション そしてレボルーションヘ
野 波 健 蔵
(千葉大学大学院工学研究科・工学部 特別教授)
14:40 講演 超スマート社会における医療
林 崎 良 英 

(理化学研究所予防医療・診断技術開発プログラム プログラム・ディレクター)
15:10 講演 超スマート社会における観光サービス:旅行者を知り、引き入れ、デザインする
原  辰 徳  

(東京大学人工物工学研究センター 准教授)
15:40 休憩
第2部:Society 5.0 の今後の方向性と必要な戦略
16:00 パネルディスカッション
パネリスト
本 村 陽 一,野 波 健 蔵,林 崎 良 英 ,原  辰 徳,
有 本 建 男
(政策研究大学院大学 教授)
モデレータ 門 村 幸 夜
(大阪大学産学連携本部 特任准教授)
17:20 閉会挨拶

参加要領: 

申込方法 専用申し込みフォーム
郵送・ファクシミリでのお申し込みをご希望の方は
申込用紙(Word/PDF)をダウンロードしてください。
※ 事前申込の受付は終了いたしました。当日、会場にてお申し込みください。
参  加  費 研究・イノベーション学会 会員(法人会員・グループ会員を含む) 無料
非会員 3,000円
納付方法 非会員参加者は、下記のいずれかで参加費を納付してください。

  1. 事前に郵便振替による場合
    00160-4-70197 研究・イノベーション学会
  2. 事前に銀行振込による場合
    三井住友銀行 渋谷駅前支店 普通 0206284
    研究・イノベーション学会(ケンキュウ イノベーションガッカイ)
  3. 当日会場受付
申込締切 2016年6月27日(必着)

 

参加申し込み・問い合わせ先:

 研究・イノベーション学会 事務局
TEL/FAX: 03-5620-0577
E-mail: office@jsrpim.jp
〒135-8473 東京都江東区深川2-6-11 富岡橋ビル4F
公益財団法人未来工学研究所 気付

実行委員(50音順)

川 島   啓(日本経済研究所)
小 林 淑 恵
(文部科学省科学技術・学術政策研究所)
斎 藤 尚 樹(文部科学省科学技術・学術政策研究所)
手 嶋 達 也(日立製作所)
林   裕 子(山口大学)

第30回シンポジウムのご案内[7月18日]


研究・技術計画学会 第30回シンポジウム

日本のイノベーション・システムの課題

─科学技術がもたらす革新的な変化へどのように対応するか?─

日  時:2015年7月18日(土)13:30~17:00

主  催: 研究・技術計画学会

会  場: 政策研究大学院大学 想海樓ホール

東京都港区六本木7-22-1
最寄り駅:六本木[都営大江戸線 E23,東京メトロ日比谷線 H04],
乃木坂[東京メトロ千代田線 C05]

会場へのアクセスはこちらをご参照ください

※ご来場について
当日は、政策研究大学院大学の「正門」からしかご入場いただけません。
正門側入口(3階フロア)から入場して受付を済ませ、
エレベーターで1階「想海樓ホール」へお降りください。

開催趣旨:

情報通信や医療等、科学技術の進展が、社会構造や産業構造に革新的な変化をもたらしています。国内外の状況が激動する中、革新的な変化に対応するためには、日本のイノベーション・システムをどのように改善するべきか、課題と解決策を議論します。

プログラム:

13:00 開場・受付開始
13:30 主催者挨拶 永 野  博
(研究・技術計画学会 副会長)
13:35 トーンセッティング1 阿 部 剛 士
(インテル株式会社 取締役副社長兼執行役員)
14:05 トーンセッティング2 上 山 隆 大
(政策研究大学院大学 副学長・教授)
14:35 休憩
14:50 パネルディスカッション
パネリスト
阿 部 剛 士
(インテル株式会社 取締役副社長兼執行役員)
上 山 隆 大
(政策研究大学院大学 副学長・教授)
佐々木 直 哉
(内閣府戦略的イノベーション創造プログラム[SIP]プログラムディレクター/株式会社日立製作所 研究開発グループ技師長)
西 尾 好 司
(株式会社富士通総研 主任研究員/研究・技術計画学会 庶務理事)
ゲオルグ・K.・ロエル
(株式会社エヌ・アール・ダブリュー・ジャパン 代表取締役社長)
モデレータ 永 野  博
(研究・技術計画学会 副会長)
16:55 閉会挨拶  吉 海 正 憲
(研究・技術計画学会 会長)

参加要領: 

申込方法 専用申し込みフォーム
郵送・ファクシミリでのお申し込みをご希望の方は
申込用紙(Word/PDF)をダウンロードしてください。
※ 事前申込の受付は終了いたしました。当日、会場にてお申し込みください。
参  加  費 研究・技術計画学会 会員(法人会員・グループ会員を含む) 無料
非会員 3,000円
納付方法 非会員参加者は、下記のいずれかで参加費を納付してください。

  1. 事前に郵便振替による場合
    00160-4-70197 研究・技術計画学会
  2. 事前に銀行振込による場合
    三井住友銀行 渋谷駅前支店 普通 0206284 研究技術計画学会
  3. 当日会場受付
申込締切
2015年7月10日(必着)
参加申し込み・問い合わせ先:
研究・技術計画学会事務局
TEL/FAX: 03-5620-0577
E-mail: office@jssprm.jp
〒135-8473 東京都江東区深川2-6-11 富岡橋ビル4F
公益財団法人未来工学研究所 気付

 

実行委員:

福田佳也乃(科学技術振興機構)
伊 藤  晶 子(東日本旅客鉄道)
川 島    啓(日本経済研究所)
斎 藤  尚 樹(文部科学省科学技術・学術政策研究所)
藤    祐 司(東京工業大学)

 

第29回シンポジウムのご案内[7月24日]


研究・技術計画学会 第29回シンポジウム

成長戦略 ─科学技術イノベーションの意義と展望─

第29回シンポジウムは終了いたしました。
要旨集にはまだ残部がございますので、購入希望の方は
学会事務局へお申し込みください。(1部 2,000円、全48頁) 

日  時: 2014年7月24日(木)13:00~18:00(18:15~19:30 懇親会)

主  催: 研究・技術計画学会

会  場: 政策研究大学院大学 想海樓ホール

東京都港区六本木7-22-1
最寄り駅:六本木[都営大江戸線 E23,東京メトロ日比谷線 H04],
乃木坂[東京メトロ千代田線 C05]

会場へのアクセスはこちらをご参照ください

開催趣旨:

『成長戦略』は、アベノミクス第三の矢として、起業・創業の精神に満ち溢れた国を取り戻し、若者が活躍し、女性が輝く社会を創り上げることを目標に、昨年制定された。『成長戦略』には、「投資の促進」、「人材の活躍強化」、「新たな市場の創出」および「世界経済との更なる統合」の4つの視点をベースにして、大胆な規制緩和や民力の更なる活用を図り、日本経済を持続的成長に導く道筋を示すことが期待されている。しかしながら、その実現は必ずしも容易ではないうえ、GDP成長率の鈍化などにみられる減速さらには失速も懸念されている。
本シンポジウムでは、本学会が主眼とする科学技術イノベーションの視点、及び、本学会員が深く関与する政策立案、技術経営、人材育成等の視座から、本テーマについて議論する。シンポジウムでは、産・官・学・金の各分野の有識者より、そのイノベーティブな取組みをご紹介頂く。パネルディスカッションでは、日本発・世界初のイノベーションとは何か、成長戦略を着実に実現していくための方策、そして本学会の貢献の在り方について議論する。

プログラム:

12:30 開場・受付開始
司会 隅 藏 康 一
(研究・技術計画学会 事務局担当理事・政策研究大学院大学)
13:00 開会の挨拶
シンポジウムの趣旨
吉 海 正 憲
(研究・技術計画学会 副会長)
13:10 講演 谷 川  徹
(九州大学 産学連携センター 教授/副センター長 、ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター長)
「日本の大学はイノベーションの起点たりえるか? ─九州大学における産学連携と人材育成の経験から─」
13:40 講演 白 坂 成 功
(慶応義塾大学 大学院システムデザイン・マネジメント研究科 准教授)
「システム×デザイン思考で世界を変える ─慶應SDM流イノベーション創出人材育成─」
14:10 講演 渡辺 美代子
(独立行政法人科学技術振興機構 執行役/ダイバーシティ推進室長)
「若きイノベーション人材を育む ─移りゆく時代と共に変わり続ける人材育成を目指して─」
14:40 休憩
15:00 講演 宮 田  満
(日経BP社 バイオセンター長)
「成長戦略におけるバイオメディカル分野
15:30 講演 出 雲   充
(株式会社ユーグレナ 代表取締役社長)
「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました」
16:00 休憩
16:20 パネルセッション
セッションチェア
斎 藤 尚 樹
(文部科学省科学技術・学術政策研究所)
パネリスト 吉 海 正 憲、 谷 川   徹、 白 坂 成 功、
渡辺 美代子、 宮 田  満、 
出 雲   充、
山 口 泰 久
(DBJキャピタル)
17:50 閉会の挨拶  仙 石 慎太郎
(研究・技術計画学会 業務委員長・京都大学)
18:15 懇親会 (同フロアで開催、19:30頃終了予定)

 

参加要領: 

申込方法: 専用申し込みフォーム / 郵送・ファクシミリ(Word/PDF)参 加 費: (いずれも資料代を含む)

※ 事前申込の受付は終了いたしました。当日、会場にてお申し込みください。

正会員  5,000円(法人会員・グループ会員を含む)
学生会員 2,000円
非会員  6,000円

懇親会代: 1,000円

納付方法: 下記のいずれかでお願いいたします。

    1. 事前に郵便振替による場合
      00160-4-70197 研究・技術計画学会
    2. 事前に銀行振込による場合
      三井住友銀行 渋谷駅前支店 普通 0206284 研究技術計画学会
    3. 当日会場受付

申込締切: 2014年7月17日(必着)

参加申し込み・問い合わせ先:

研究・技術計画学会事務局 TEL/FAX: 03-5620-0577
E-mail: office@jssprm.jp
〒135-8473 東京都江東区深川2-6-11 富岡橋ビル4F
公益財団法人未来工学研究所 気付

 

実行委員:

伊藤 晶子(東日本旅客鉄道), 内平 直志(北陸先端科学技術大学院大学),
斎藤 尚樹(文部科学省科学技術・学術政策研究所), 齋藤 裕美(千葉大学),
隅藏 康一(政策研究大学院大学),仙石 慎太郎(京都大学),
辻本 将晴(東京工業大学), 平野 真(芝浦工業大学),
福田 佳也乃(科学技術振興機構), 山口 泰久(DBJキャピタル)

協  賛:

IEEE Technology Management Council Japan Chapter