第38回シンポジウムのご案内[8月1日/オンライン開催]

更新日:2023年07月14日

ゲームチェンジャーとしてのDX

─日本の研究開発/イノベーションにDXがもたらす変革とは─

   

日 時: 2023年8月1日(火)13:00~16:00

会 場:  オンライン開催(接続先は申込時に記入の電子メールアドレス宛にお送りします)

主 催:  研究・イノベーション学会

参加費:  無料

開催趣旨:

近年の情報通信工学、データサイエンス、人工知能(AI)の進展は著しく、大量かつ多様な情報が、様々な目的のために瞬時にオンライン上で行き交う、デジタルトランスフォーメーション(以下DX)の時代が到来した。新型コロナウイルス感染症の蔓延は、企業におけるDXのみならず、教育現場、研究現場におけるDX導入を後押し、より効率的効果的な知的生産活動の推進基盤が築かれつつある。一方で、生成型AIの発展、普及に象徴されるように、急激な、そして過度のDXは人間の思考力の低下に加え、誤情報の生成、普及からくる差別や断絶の助長など、人間社会の恒常的な価値や安定性を脅かす危険も孕んでいる。これらの背景を踏まえ、本年度のシンポジウムのテーマを、「DXが日本の研究開発/イノベーションにもたらす変革」として、以下のような論点について有識者と会員が開かれた議論を行う場としたい:

  • DXによる研究支援技術の発展(ChatGPTを含む生成型AI)
  • DXによるオープンイノベーション推進(異分野融合、シナジー)
  • DXによる研究開発投資の検証(研究開発投資エコシステムの確立)
  • DXの研究開発活用における倫理的懸念、規制の在り方     等

プログラム:

司会者 隅蔵 康一(政策研究大学院大学 教授、研究・イノベーション学会事務局担当理事)

13:00〜13:05
主催者挨拶    鈴木 睦昭(国立遺伝学研究所 知的財産室長、研究・イノベーション学会筆頭業務理事)

13:05〜15:05
パネル講演

パネリスト(敬称略、発表順)
・黒橋 禎夫(国立情報学研究所 所長/京都大学 特定教授)
・尾形 優子(メロディ・インターナショナル株式会社 CEO)
・和泉 憲明(経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 アーキテクチャ戦略企画室 室長)
・岸本 充生(大阪大学データビリティフロンティア機構 教授/社会技術共創研究センターセンター長)

15:05〜15:15
休憩

15:15〜15:55
パネルディスカッション

パネリスト4名
モデレーター
・福士 珠美
(東京通信大学人間福祉学部 教授、研究・イノベーション学会業務理事)

15:55〜16:00
閉会挨拶  菊池 純一(青山学院大学 名誉教授、研究・イノベーション学会会長)

参加申込: 第38回シンポジウム 専用申込フォーム

申込期限: 2023年7月31日(月)正午

  

シンポジウム実行委員会(敬称略、五十音順)
・礒部 靖博
・犬塚 隆志
・上條 由紀子
・白肌 邦生
・鈴木 睦昭
・隅蔵 康一
・西中 美和
・福士 珠美(実行委員長)