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ご案内:FMES第29回/JSSPRM第28回シンポジウム



FMES 第29回シンポジウム,研究・技術計画学会 第28回シンポジウム

自己・事業・企業の変革による新領域への挑戦

─イノベーションの実現に向けて─

 

日  時:  2013年7月18日(木)12:30 開場,13:00 開会

主  催:  経営工学関連学会協議会(FMES),研究・技術計画学会

共  催:  公益社団法人日本経営工学会,公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会,

一般社団法人日本品質管理学会,日本信頼性学会,一般社団法人日本設備管理学会,

一般社団法人経営情報学会,一般社団法人プロジェクトマネジメント学会 (順不同)

 

場  所:  政策研究大学院大学 想海樓ホール

東京都港区六本木7-22-1

最寄り駅:六本木[都営大江戸線,東京メトロ日比谷線],

乃木坂[東京メトロ千代田線]

各駅からの所要時間・会場へのアクセス等はこちらをご参照ください

—参加申し込みフォーム—【事前受付は終了いたしました。当日会場でお申し込みいただけます】

開催趣旨:

グローバル化、産業構造のトランスフォーメーション、さらに3.11の東日本大震災と、現在の我々は大きなパラダイム変換を体験している。企業は、欧州の金融危機など、経済情勢の世界的バランスが変わってきている中で、グローバル経済社会の中で海外戦略を強化し、その存在をいかに持続し・発展していくか、見直しと対応が求められている。また、海外展開を積極的に展開する一方で、国内では競争力をもつ先端製品等、新たな新産業創出が必須となっている。地域社会では、「安全・安心な社会」への関心の高まり、「繋がり力・絆の重視」等、あらゆる価値観が見直された。

そのようなパラダイム変換の中、今までの自己の価値観や事業の仕組みを変革し、新領域へ挑戦している人や企業が存在する。人や社会システムを創造するための技術やデザインの枠をひろげ、事業領域の統合やオープンイノベーションによる新結合を加速し、文化や価値観の多様性、地域的な拡大を享受するイノベーター達である。今回のシンポジウムでは、軽々と自己・事業・企業を変革し、自由に柔軟にダイナミックに新領域へ挑戦し続けている方々にご講演いただく。パネルディスカッションでは、このようなパラダイム変換の中、どのように考えイノベーションを実現しているのか、というテーマについて議論する。

プログラム: 各講演者のお名前をクリックすると、簡単なプロフィールがご覧になれます
12:30 開場・受付開始
13:00 開会の挨拶 山 本 眞 一
(研究・技術計画学会 会長)
13:05 シンポジウムの趣旨 澤谷 由里子
(早稲田大学、本シンポジウム 企画委員長)
13:10 講演 原 山 優 子
(総合科学技術会議 議員)
「未知へのチャレンジを楽しむ」
13:40 講演 辻野 晃一郎
(アレックス株式会社 代表取締役社長兼CEO)
「クラウド時代の国際競争力と21世紀の新しい経済モデル」
14:20 講演 長 沢 伸 也
(早稲田大学ビジネススクール 教授)
「日本の老舗と欧州ラグジュアリーブランドに見るイノベーション」
15:00 休憩
15:10 講演 一 村 信 吾
(独立行政法人産業技術総合研究所 副理事長)
「オープンイノベーションハブを目指した産総研の取り組み」
15:50 講演 鈴 木 學
(株式会社日立製作所交通システム社技監)
「日立交通システムのビジネスモデルの進化と挑戦~英国市場への進出~」
16:30 休憩
16:40 パネルセッション
「パラダイム変換の中、どのように考えイノベーションを実現しているのか」
セッションチェア
仙石 慎太郎
(京都大学)
パネリスト
曽 我 弘
(Board member of Japan Society, Northern California)
昌子 久仁子
(テルモ株式会社 取締役)
上記ご講演者の方々
17:55 クロージング
18:00 懇親会 (同フロアで開催、19:30頃終了予定)

 

参加要領:

申込方法: 専用申し込みフォーム / 郵送・ファクシミリ(Word/PDF)

参 加 費: FMESを構成する学会*の会員 2,000円   それ以外の方々 3,000円

懇親会代: 1,000円

納付方法: 参加費・懇親会代は、当日、会場受付でお支払いください。

申込締切: 2013年7月10日(必着)
※ 事前受付は終了いたしました。当日会場にてお申し込みいただけます。

参加申し込み・問い合わせ先:
研究・技術計画学会事務局 TEL/FAX: 03-5620-0577
E-mail: office@jssprm.jp
〒135-8473 東京都江東区深川2-6-11 富岡橋ビル4F
公益財団法人未来工学研究所 気付

*「FMESを構成する学会」とは,以下の8学会を指します:日本経営工学会,日本オペレーションズ・リサーチ学会,日本品質管理学会,日本信頼性学会,日本設備管理学会,経営情報学会,プロジェクトマネジメント学会,研究・技術計画学会(順不同)

 

経営工学関連学会協議会 実行委員:
日本経営工学会 河 野 宏 和(慶應義塾大学) 吉 本 一 穗(早稲田大学)
日本オペレーションズ・リサーチ学会 井 上 明 也(千葉工業大学) 鈴 木  勉(筑波大学)
日本品質管理学会 棟 近 雅 彦(早稲田大学) 鈴 木 秀 男(慶應義塾大学)
伊 藤  誠(筑波大学)
日本信頼性学会 高 橋  聖(日本大学) 菊 池  実
(大同信号株式会社)
日本設備管理学会 青 木 良 太(日産自動車㈱) 四 道  広(日本プラント
メンテナンス協会)
経営情報学会 高 田 朝 子(法政大学) 藤 井  享(㈱日立製作所)
プロジェクトマネジメント学会 川 崎 将 男(㈱アルゴ) 木 野 泰 伸(筑波大学)
研究・技術計画学会 隅 藏 康 一
(政策研究大学院大学)
藤  祐 司(東京工業大学)
 (順不同)
研究・技術計画学会 企画委員:
澤谷 由里子(早稲田大学) 内 平 直 志(北陸先端科学
技術大学院大学)
加 藤 謙 介(㈱エフェクテック戦略研究所) 齋 藤 裕 美(千葉大学)
隅 藏 康 一
(政策研究大学院大学)
仙石 慎太郎(京都大学)
平 野  真(芝浦工業大学) 前 田 知 子(独立行政法人
科学技術振興機構)
山 口 泰 久
(㈱日本政策投資銀行)

第27回シンポジウム


 

第27回シンポジウム

科学技術・人財・グローバル経営(融合)戦略
─ 我々は今どのようなパラダイム変換の中にいるのか、時代認識と対応 ―

第27回シンポジウムは終了いたしました。
講演要旨集にはまだ残部がございますので、購入希望の方は
学会事務局へお申し込み下さい(1部 4,000円、全96頁)。

日 時 平成24年7月6日(金)
13:30~19:30(シンポジウム)
19:30~20:30(懇親会)
主 催 研究・技術計画学会
共 催 早稲田大学グリーン・コンピューティング・システム研究開発機構
早稲田大学研究戦略センター
後 援 産学連携学会
協 賛 IEEE Technology Management Council Japan Chapter
場 所 早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究開発センター
〒162-0042 東京都新宿区早稲田町27
案内図につきましては、
http://www.kikou.waseda.ac.jp/gcs/contact/index.html
からご参照いただけます。
※ 東西線早稲田駅の2番出口を出て、右手側の横断歩道を渡り、
「国境なき医師団」の看板があるビルの隣です。

開催趣旨

10年後の人々が現在を振り返るならば、現在の我々は、身をもって大きなパラダイム変換を体験しているものと評されるであろう。このパラダイム変換が生じた理由は、主として以下の3つである。

第一に、未曽有の事態である3.11の東日本大震災後、産業界では「サプライチェーンの再構築」や「エネルギー対策」、地域社会では、「安全・安心な社会」への関心の高まり、「繋がり力・絆の重視」等、あらゆる価値観が見直されたこと。

第二に、新興国である東南アジアに市場的な魅力が出てきており、そのポジショニングが変化している。日本の企業は、グローバル経済社会の中で海外戦略を強化し、その存在をいかに持続し・発展していくか、見直しと対応が求められていること。

第三に、喫緊の課題として、欧州の金融危機など、経済情勢の世界的バランスが変わってきている中で、日本国内では円高が続き、空洞化が懸念されている。大手電機はデジタル家電の損失が続く中、輸入部品の活用を加速せざるを得ない状況となっている。また、海外展開を積極的に展開する一方で、国内では競争力をもつ先端製品等、新たな新産業創出が必須となっていること、等である。

そのようなパラダイム変換に直面して、今までの価値観や仕組みでは生き延びていけないということを国や地方自治体、各企業、各大学が真剣に必死に考え始めたのが、最近の情勢である。

大学や国・企業等の研究所等はこの激変の時代にあって、新たなイノベーションを興し、社会的な課題を解決し、経済・産業・社会の革新・進化を実現するために大きな責任を負っているが、もはや1分野からの視点のみでは難しく、科学技術と人文科学・社会科学との両輪、融合化・総合力が重要である。また、研究開発~事業化までの全体戦略も必要である。このような情勢の中、知恵を絞って新しい戦略を立案し、先行的な動きを始めているいくつかの企業や大学、グループがある。

今回のシンポジウムでは、産学官のダイナミックな変革の動きを捉えて、今後の 学術とビジネスのあり方、連携・融合を考えてみたい。そこで、「経営戦略」、「科学技術研究戦略」、「人財戦略」という観点から、次の時代を見据えて他に先んじた取り組みを行っておられる方々にご講演をいただき、パネルディスカッションでは、このようなダイナミックな変革の中で個人・企業・大学・グループがいかにチャンスをつかむか、というテーマについて議論する。

また、上記のテーマをさらに展開させて、将来のサステイナブル社会に向けた指針を議論するため、早稲田大学のグリーン・コンピューティング・システム研究機構並びに研究戦略センターと共催で開催する運びとなった。

プログラム

13:00 開場・受付開始
13:30 開会の挨拶
原 陽一郎 研究・技術計画学会 会長
13:35 シンポジウムの趣旨
久野美和子 本シンポジウム実行委員長
13:40 基調講演 「東レの研究・技術開発戦略」
阿部 晃一 東レ株式会社 専務取締役
水処理・環境事業本部・知的財産部門・情報システム部門統括 技術センター所長
14:40 講  演 「大転換の時代、科学技術の役割と責任」
有本 建男 独立行政法人科学技術振興機構〈JST〉社会技術研究開発センター センター長
兼 研究開発戦略センター 副センター長
15:25 休  憩
15:35 講  演 「社会的課題に応える科学技術研究戦略:真にグローバルな視点に立ち、基礎研究と応用イノベーションの統合を目指せ
中辻 憲夫 京都大学教授・物質-細胞統合システム拠点〈WPI‐iCeMS〉拠点長
ベンチャー企業 株式会社リプロセル 創業者
16:20 講  演 「グローバル人財育成・活用戦略」
菅原 明彦 株式会社日立製作所 理事 グローバル人財本部 副本部長
兼 ビジネスパートナリング部長
兼 J1柏レイソル 取締役
17:05 休憩
17:20 パネル討論 「変化の中でいかにチャンスをつかむか」
 パネリスト 菅原 明彦 株式会社日立製作所 理事 グローバル人財本部 副本部長
岡本  毅 岡本硝子株式会社 代表取締役社長
芦田 耕一 株式会社ファストトラックイニシアティブ 取締役
持丸 正明 独立行政法人産業技術総合研究所 デジタルヒューマン工学研究センター センター長
サービス工学研究センター センター長
東條 吉朗 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構〈NEDO〉総務企画部長
 モデレータ 澤谷由里子 独立行政法人科学技術振興機構〈JST〉社会技術研究開発センター フェロー
19:20 閉会の挨拶
松島 裕一 早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構長
19:30 懇親会

 

第27回シンポジウム実行委員
実行委員長 久野美和子 埼玉大学
実行委員 小林 直人 早稲田大学
澤谷由里子 科学技術振興機構
隅藏 康一 政策研究大学院大学
仙石慎太郎 京都大学
林   聖子 日本立地センター