第36回年次学術大会 ホットイシューの募集について[6月18日締切]

更新日:2021年06月02日


第36回 年次学術大会(2021年度)

Call for Submissions for "Hot Issues"

研究・イノベーション学会では、第36回年次学術大会(10月30日、31日、オンラインにて開催)の一般講演(会員による研究発表)におけるホットイシューのテーマを、会員の皆様から広く募集いたします。ホットイシューに選ばれたテーマに関わる一般講演では、4発表程度に15分自由討議の時間を設けます。

The specific criteria for selecting hot topics are as follows:
・The topic must be timely. However, it should not merely follow existing trends but rather be a pioneering, forward-looking theme or issue worthy of being addressed by our society.
・The topic must have significant social significance and impact.
・The topic must be a theme or issue that cuts across both public policy and corporate management.

ご提案のある方は、ホットイシューのテーマとそれを提案する理由を300字以内でまとめ、6月18日(金)必着で、以下のWebフォームでお送りください。会員各位からの提案を踏まえ、最終的に業務委員会にて協議し、数テーマを決定いたします。
https://forms.gle/4VFVCTEmhsULSRGz8

We look forward to receiving active applications from members who have topics that, while not directly related to their own research, are considered important in light of recent economic and social conditions; or who wish to discuss their research interests or issues with other members within a slightly broader context, and believe that doing so is socially significant.

 

【参考】2020年度のホットイシュー

* While you don’t need to limit yourself to these examples, we’ve included last year’s examples for your reference.

 A)地方企業の海外展開と地域創生

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、世界経済は危機的状況に曝されている。日本では全国に緊急事態宣言が発令され、経済・社会を支える重要な存在である中小企業に廃業・倒産の危機が迫っており、地域創生にも悪影響が及ぶ。
ポストコロナ時代には、中小企業は激変した経営環境の下で、いかに自社を成長させ、地域創生に貢献するかが問われ、海外展開が重要な視点である。本セッションでは、中小企業における海外展開の事例、海外の成長力の取込み、海外人材の積極的雇用などの事例報告を基に議論する。

B)危険発生時の科学的助言・科学コミュニケーション─将来の危機対策へ─

日本はこの10年において、東日本大震災と原発事故(2011年)、新型コロナウイルス感染拡大(2020年)と、相次いで行動規範や価値観を一変させる危機に見舞われた。これらの危機では、科学的知見に基づく政治的判断と政策対応が必須であり、科学的助言及や科学コミュニケーションの役割がクローズアップされた。本セッションでは、危機的環境下での政策の検証、科学的助言や科学コミュニケーションに関する政策提言、またはそれを受けた市民の行動に関する検証等、様々な観点から議論が行われることを期待する。

C)研究基盤における人材・資金・環境の三位一体改革の将来像
  ─「研究力強化・若手研究者支援総合パッケージ」の実現に向けて

「研究力向上改革2019」(文部科学省 2019年4月)の発展として「研究力強化・若手研究者支援総合パッケージ」(総合科学技術・イノベーション会議 2020年1月)が策定された。技術職員等のキャリアパスの確立、研究機器・設備の整備・共用化促進、研究施設のスマート化の推進を含む研究基盤に関わる施策が柱として掲げられているが、COVID-19への対応として、研究体制の革新はさらに推し進められる気運が高まった。本ホットイシューでは、これら施策の実質化に向け、研究基盤の分析、実行的な政策提言等を議論する。

D)ポストシンギュラリティ:先端科学技術の研究開発での現状・課題・提言

先端科学技術の推進はイノベーションの推進において大きな意味を持つ。「統合イノベーション戦略2019」が示すように、「AI」「バイオ」「量子」「環境エネルギー」「安全・安心」の戦略的重要性は増し、包括的推進が求められる。最先端技術はゲームチェンジャーであることから、その社会実装は重要でありつつも、乗り越えるべき課題も多い。本セッションでは、先端科学技術領域の研究開発の現状・戦略・アセスメント・提言等について包括的な議論を行う。

E)ポストコロナでの産学連携の未来

産学官連携や研究開発型スタートアップは、新たな価値観創出の担い手としてその成長に期待が掛かる。一方で、目下直面しているコロナ禍においての社会的要請は、産学連携の強みを、実例をもって示す好機でもある。本セッションでは、コロナ禍における大企業やスタートアップとの産学連携の取り組みの最新事例や方法論、コロナ前と比較して産学連携にどのような変化が起こるか、経済発展と社会的課題の解決に資する産学連携の在り方、などの提言や議論を期待する。

F)スーパーシティ構想の社会実装に向けた政策戦略と地方創生

データを分野横断的に収集・整理し提供する「データ連携基盤」(都市OS)を軸に,住民等に様々なサービスを提供することで,社会課題解決・住民福祉・利便向上を図る都市がスーパーシティである.スーパーシティを盛り込んだ改正国家戦略特区法が成立し(2020年5月27日)、その発展が期待される一方、パーソナルデータのセキュリティ、熟議の不足も懸念される.本セッションでは,スーパーシティ構想に関わるイノベーションと制度とwell-beingのバランス,地方創生との関係等,多方面からの理論的・実証的知見の報告,提言を期待する。

G)COVID-19が加速するイノベーション―クライシス・ドリブン・イノベーション

新型コロナウイルス(COVID-19)による危機を奇貨とし、デジタルトランスフォーメーションが進んでいる。本ホットイシューでは、COVID-19により起きた全世界の社会や経済は不連続な変化とその対応として危機によって加速されるイノベーションに焦点を当て、感染症シュミュレーションや情報伝播(インフォデミック)など変化の分析や未来社会のイノベーションマネジメントの在り方に関する発表を幅広く求める。

H)日本のイノベーション・システムを展望する

25年ぶりの改正となる科学技術基本法では、「イノベーション創出」「人文・社会科学の振興」が追加された。また本年は第6期科学技術基本計画策定も大詰めの状況にある。本ホットイシューでは、バブル崩壊から「失われた20年」を経て現在に至る日本のイノベーション・システムについて、多様な視点からの分析・今後の展望・政策提言などの発表を募集する。