学会誌特集号「研究開発における学際性」 論文募集(Call for Paper)締切日変更しました



特集号「研究開発における学際性」
論文募集のご案内(Call for Paper)

研究・技術計画学会では、新たな試みとして Call for Paper 形式による論文誌の特集号編集を行っております。今回、第2弾の取り組みとして、「研究開発における学際性」というテーマで Call for Paper 形式による特集号を企画しました。この特集号は2014年の刊行を予定しており、従来の投稿論文よりも投稿から出版までの期間が短縮される可能性があります。関連した研究を実施されている皆様におかれては、絶好の出版機会と存じますので、お誘いあわせの上、本特集号への投稿を検討していただけますようお願い申し上げます。 

1.特集の背景

現代の科学は社会の発展に伴う環境の変化によって引き起こされた多くの問題(地球温暖化問題、エネルギー問題、水資源問題等)や、科学研究の発展により人類が自ら引き起こした多くの問題(環境汚染問題等)に直面しています。これらの問題の多くは、単独の学術分野から得られた知のみでは解決できず、解決には複数の学術分野の統合である「学際研究」(Interdisciplinary Research) が不可欠と考えられています。

学際研究の重要性は1970年代から認識され、日本においても1980年代から具体的な取組が開始されています。しかし、その取組はいまだ量的・質的に十分であるとは言えないようです。近年でも、まだ多くの教育・研究組織が新設され、新たな取り組みが常に行われ続けています。

このように、学際研究は比較的長い歴史を持ちながらも、いまだ解決が付いていない現在進行形の問題であることの原因として、学術分野を跨いだ基本概念の互換性の欠如、分野間の人材移動の困難性、実務コストの問題、科学と社会の接点を担う人材の不足等、解決を要する課題は多い(日本学術会議提言「社会のための学術としての『知の統合』」2011年)と指摘されています。諸外国においても学際研究拠点の中には成果半ばに閉鎖に追い込まれたものもあります。

 かかる現状を踏まえ、我々は、社会のための学術の実現という目標に向け、学際的な教育・研究を成功させるには、過去の施策の成果や問題点を一旦棚卸しした上で、学術的な視点から客観的な分析を行い、科学コミュニティに対してフィードバックしていく必要があると考えています。

2.募集内容

そこで本特集では学際研究の把握と分析に関する重要課題に関する研究論文を募集し、学際研究を深化させるための場を作りたいと考えております。課題として想定される内容には以下のようなものが含まれます:

(1)既存・過去の学際的研究開発システムの課題の分析、(2)既存の学術分野の学際性の評価、(3)社会課題解決に向けた学際研究を推進するための方法論、(4)学際研究から得られた成果に対する評価手法、(5)学際研究に必要な人材育成の方法論

募集する論文は論文誌の投稿規定における「研究論文」「研究ノート」に相当する査読付き論文となります。

3.関係する重要な日程

投稿受付開始:2013年8月1日

投稿受付終了:2014年3月31日

発行予定:  2014年9月30日

Post Navigation